月ヶ瀬観梅リベンジ

おでかけ

先週「どうせならまた来週来よう!」と思ったのは、騎鶴楼さん側からの景色でした。
夕刻に近くなっていたので、空も白っぽく霞んでて、あとやっぱり梅がまだそこまで咲いていない感じがしたので。

というわけで、本当は金曜夜に家を出て、針テラスあたりで車中泊をして……と思っていたのだけど、ブログ書いてたりしてたら日付変わってて、気がついたら寝落ちてしまっていたのでした😓
目が覚めたのが朝4時20分頃。
まだこの時間に目覚められてよかった💦
4時50分には出発したと思う。お金ないから下道でのんびり走って銭湯に入ってなんてプランも飛んでいき、高速必須になってしまった。
さらには松原JCT界隈の通行止めを回避するのに近畿道使っちゃったから思っていたより高額な高速代。

天理あたりで陽が昇ったなーってイイ感じの空で、あと1時間早く家を出れたらなーと悔やむ気持ちで車を走らせ、月ヶ瀬に着いたのは7時頃。
真っ先に月瀬の「天神風の道公園」にある展望台……には登らなかったけど、駐車場からの景色をパチリ📸

朝日が微妙な感じでなかなか撮影が難しい時間だったかも。
時間の経過を見ても良かったんだけど、どうせなら観梅エリアの尾山の方に行ってみたいし、あっちはのんびりしてると車や人が大変なことになる!と思ったので、とっとと移動します。

確かに先週駐車場のおじさんが言っていたように、真福寺前の駐車場には車がいっぱい停まってた!
陽が昇ってから時間も経っていたので、大きなカメラを手に戻ってくる人ともすれ違いながら、まだまだ遊歩道には大きなカメラを持った人がたくさんいました。
私はスマホですが😌
アイキャッチにしている写真とかが一目八景界隈で撮ったやつ。
先週の写真と比べると明らかに梅が咲いている。
とりあえず満足してここもとっとと退散します。
とにかく人が!人が押し寄せる前にミッションをこなさないといけない!

次のミッションは「一目千本」です。
その前にお腹の調子がアレで、資料館に車を停めたものの外のトイレは8:30からしか使えない。
時間はまだ7:40ほど。ただ待ってるだけだと余計にトイレを我慢できなさそうだったので一目千本へ。
てか、一目千本……ってどこよ!!

観光リーフレット「奈良 月ヶ瀬」より

このリーフレットを持っていれば良かったんだけど、そう……持っていかなかった!
ネットで「一目千本/月ヶ瀬」とかで検索して引っかかった古写真や絵はがきを見比べたりしつつ、とあるサイトのページに「尾山八谷のひとつ」というのと、現在はココって写真が載ってたから、それを頼りに。

先週と同じく、トレッキングシューズに履き替えGO!
月ヶ瀬橋を右岸から見下ろす感じのところをGoogleMapで見ると「春告の小径展望台」ってのがある!
ふむふむ、代官坂ってのを登っていくのね、と登ってすぐくらいにパチリ📸

意外といい感じじゃない!?

動画には最後の方にしか入ってないけど、鶯がめっちゃ鳴いてるんですよー。
私はどっかの漫画のキャラクターと同じく、まだ鳴くのがへたっぴな鶯の鳴き声が好きなんだけど、もう上手な子しかいなかった感じ!
そして動画の最後の方にチラっと映ってるやつ……

騎鶴楼さん!!
私は一連の月ヶ瀬行ブログを書くのに「騎鶴楼」を単語登録しましたよ!
推しの訪れた場所に行くのをライフワークにしてるけど、推しが泊まった旅館のほとんどが現存しないので、推しの記録はないけどとりあえず谷干城は泊まってて、旅館としては営業されていないけど現存してるってのがもう、ね!
明治を!明治を感じられる!貴重な場所なわけですよ!

登ってほど近い展望台から撮った写真がコレ。
先のサイトの記事にもあったけど、確かに梅が少ない。
場所的にはこの辺なんだろうけど、地図に載ってる名前のついた展望台はも少し上だ。
どうせなら……行くか!

なぜここを登ろうと思った!!
……懐かしいこの感じ。ロードでヒルクライムしてた時に毎回思ってたw
「やっぱり引き返そうかな」と何度か思いながら、つづら折りの折れてる部分にベンチがあったりしたので、休み休み展望台まで。
なんとか辿り着いたら先客のご夫婦がいたけど、ベンチで横になったわ。体力なさすぎ!

そんな苦労をして撮った写真がこれ。
おそらく「一目千本」は手前の展望台あたりだったんだろうし、斎藤拙堂の「月瀬記勝」では一目千本は「花が最も多い」らしいので、梅の花の下を歩くわけでもなければ対岸の月瀬から渓谷美として眺める方が主流だったのでは……という気もする😓

そんなことを思いながら坂をくだり、資料館に戻ってきたのが8:25頃。
資料館の人が駐車場にいて、他の人に観梅ポイントはこの道を先に進んで……的なことを言っている。
駐車場に車置きっぱででかけて不審がられたかしら(あとはトイレがもう限界に近かったw)と「資料館は何時から開きますか?」と尋ねたら「もう入れるよ」と。
朝早い時間からありがとうございます😂

とりもなおさずトイレに駆け込み、ひとごこちついたところで「一目千本ってどこですか?」と訊いたけど、一目八景のあたりをお勧めされてしまった。
確かに今の観梅ポイントはあっちの方。
まさか「明治時代に月ヶ瀬を訪れた推しが立った地点」が目的で、梅まつり中の月ヶ瀬に来る人もそんなにいないだろうから仕方がない😓

この、たった4文字のために、私はそこに行かねばならないのだ(笑)
(桃香野に山川さんが行ったかどうかはわからないけど、ネタにしているからには行かねばならなかった)
とりあえずこれで「月ヶ瀬で山川浩(+谷干城)を感じる旅」は終わり。
良かった。思ってたより月ヶ瀬よかった。
資料館やお店の方、騎鶴楼の当主さん(資料館の方が理事長さんて呼んでた)、皆さん親切でとても気持ちのいい滞在でした。
キャンプ場の会員にもなったし、また行きたいな、月ヶ瀬。

【おまけ】

資料館に「月ヶ瀬にある石碑」の案内イラストが貼られていて。
味があるな~と先週撮った碑が東郷平八郎書だったり「ええー!」ってなったのは、出羽重遠書の碑があること。
どちらの碑もダムに水没するから元あった場所から移動されたものらしい。
昔は「東郷園」なるものがあったのかな?
今「月ヶ瀬/東郷園」で検索すると、この場所のことを東郷園って書いてるブログが多いけど、資料館の案内イラストの説明文を見ると、ここは「蛭子さん広場」らしいです。
てか、その案内文を見て「蛭子さん広場ってどこーー!?」ってなったから(笑)
GoogleMapで検索すると「蛭子神社」があったので、ひとまずそこに行くかと車停めたら目の前に碑がありました。

出羽さんが月ヶ瀬に来ていたのは、前週に『月ヶ瀬梅渓著名来遊者名表』で見たのでわかっていました。
「御家老は記録に残ってないのに、出羽さんたら!!やっぱ大将にまでなった人は違うなあ」などと思ったのです😌
その出羽さんが月ヶ瀬に来たのは、大正10年のこと。
既に後備役に編入された頃です。それでもやっぱり海軍大将。
てか、記録に残るか否かは揮毫の有無でしょうなあ……。

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